温度プロファイラー MTP5

特徴
・マイクロ波利用、郊外・気候分野の研究に最適
・全天候型 雨や雪に影響を受けず気温データを取得できます。
・メンテナンスがほとんど不要です。
・低コスト、オートクリーニング、オートキャリブレーション機能
・速い応答速度
・大気安定性の予測に有効
・人体・環境への影響ありません。
・付属ソフトウェア(Windows対応)

概要
MTP5は大気からのマイクロ波受信機であり、高度別のマイクロ波放射強度を測定して温度を計算します。
上空1000mまでの測定可能(HEモデル)。
付属専用ソフトでデータの取込み、保存、表示、品質確認を操作できます。
応答が速くリアルタイムで上空の気温をモニタリングすることができます。
設置場所は地上から数mの平らな場所または建物の屋根等。
軽量(20kg)であるため測定場所の移動にも適しています。

応用分野
環境サービス(公害予報、警報)、原子力、気象、防災(消防)、農業・林業、電磁波物理、気候、交通情報

原理
MTP5では酸素分子吸収帯60GHzの波長域の放射強度を測定します(HEバージョン)。
気温変化に対応する放射量の変化は小さいためMTP5では高感度のマイクロ波レシーバーを搭載しています。
測定された放射はデジタル処理された信号としてパソコンに送られます。専用ソフトを使ってリアルタイムでデータを表示します。
マイクロ波受信機の外筒はテフロン製で対象波長に対して透過性に優れています。また外筒の回転動作によって積雪や溜水を防ぎます。
MTP-5本体からおよそ600mまでのエリアについて各空気層の平均的な気温分布を得られます。

    

ソフトウェア
測定を行うとリアルタイムで気温の鉛直プロファイルがパソコンに表示されます。キャリブレーションも定期的にに行われます。
右側は気温の鉛直プロファイルです。左下の矢印をクリックすると前回のデータを表示できます。左側のグラフの上は高度別の
時系列、下は1000mまでの気温分布を表示しています。

MTP5は環境モニタリング装置として活用できます。リアルタイムの大気環境の情報源として活用が見込まれます。
一般に気温の鉛直プロファイルは大気の汚染度合いを間接的に表していると考えることができます。例えば早朝に見られる赤ライン
のような逆転層下ではガスやエアロゾルが地表付近に溜まっていることを示唆します。日中になると青ラインのような気温プロファイルをとり、ガスやエアロゾルは上空に拡散されていると考えられます。

     

仕様 MTP5-H MTP5-HE
計測高度範囲 0〜600m 0〜1000m
分解能 50m 0-100m/50m,100-400m/70m,
400-600m/80m,600-1000m/120m
計測間隔 150s(MIN) 150s(MIN)
断熱精度 ±0.2℃ 0-500/±0.3℃,500-1000/±0.4℃
反転精度 ±0.5℃ 0-500/±0.8℃,500-1000/±1.2℃
中央測定周波数 59.6GHz 56.7GHz
受信感度 0.04℃(1sec積分時間) 0.1℃(1sec積分時間)
スキャン角度 0〜90° 0〜90℃
視野角
電源電圧 220VAC/110VAC, 1A/2A 50-60Hz 220VAC/110VAC, 1A/2A 50-60Hz
消費電力 60W 12VDC/120Wmax 60W 12VDC/120Wmax
温度環境範囲 -40℃〜+50℃ -40℃〜+50℃
動作状態 カバーを回転することにより降水を落とします。
校正機能 有り 有り
寸法 φ250x584mm φ250x584mm
重量 20kg 20kg
モーター耐久年数 5年(10minスキャンにて) 5年(10minスキャンにて)